木﨑ゆりあ、研究生で選抜入りしAKB48キャプテンへ、舞台を重ねて『VIVANT』に

木﨑ゆりあ 女性芸能人
写真: 不明 / CC BY-SA 2.0(Wikimedia Commons)
木﨑ゆりあの写真

2026年9月6日、TBSの日曜劇場『VIVANT』第17話に、公安部外事4課の和久井俊作の妻として登場したのが木﨑ゆりあさんです。木﨑さんはSKE48とAKB48で8年近くアイドルとして活動し、AKB48ではチームBのキャプテンも務めました。グループを卒業してからは、紀伊國屋ホールなどの舞台に立ちながら、ドラマや映画で役を重ねています。11歳で合格したオーディションから、順番にたどります。

木﨑ゆりあさんの生い立ち、愛知県春日井市から11歳でオーディション合格

木﨑ゆりあさんは1996年2月11日生まれ、愛知県春日井市の出身です。名前の正式な表記は旧字体の入った「木﨑」ですが、旧字体を使いにくいメディアでは新字体の「木崎」と書かれることもあります。愛称はゆりあです。

幼いころの話として、本人が振り返っているのが幼稚園の劇です。たこやきマントマンという役を演じられるほど、そのころから顔が丸かったのだそうです。学校の教科では体育が好きで、数学は苦手だったといいます。

芸能の道の入り口は2007年12月27日でした。『avex audition project 俳優・タレント・モデルオーディション』に合格したのです。生年月日から数えると、このとき11歳です。同じオーディションの同期合格者には東京女子流の山邊未夢さん、SUPER☆GiRLSの田中美麗さん、GEMの森岡悠さんと武田舞彩さんがいます。

SKE48の三期生に、研究生のうちに選抜メンバーへ

2009年11月1日、13歳の木﨑さんは『SKE48第三期メンバーオーディション』に合格します。研究生とは正規メンバーになる前の段階のことです。その研究生のうちに、大きな知らせが届きました。

2010年6月16日、7月7日発売の3rdシングル「ごめんね、SUMMER」の選抜メンバー7人に入ったと発表されたのです。石田安奈さんとともに初めての選出でした。発表から1週間後の6月23日には、チームSの劇場公演でチームSへの昇格も発表されました。

同じ2010年の10月27日には、AKB48の18thシングル「Beginner」のカップリング曲「僕だけのvalue」に、アンダーガールズの一員として参加します。カップリング曲はシングルに表題曲と一緒に入る曲のことです。木﨑さんにとって、AKB48名義のCDへの初めての参加でした。

2011年7月には、『明日の光をつかめ2』に出演します。間野春香さん、山田澪花さんとともに、架空のアイドルユニット「プチトマト」を演じました。役名は斉藤沙織で、全国ネットの連続ドラマへの初出演です。

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「ゆりあピース」の決まり文句と『マジすか学園3』のピース役

木﨑さんの代名詞になったのが、「ゆりあピース」というフレーズです。キャッチフレーズに入れ、ブログの最後も「ゆりあ(・∀・>)ぴーす」で結びました。のちに出す初めてのソロ写真集の題も『ぴーす』です。SKE48では、グループでトップクラスの人気メンバーと言われていました。

2012年のドラマ『マジすか学園3』で演じた役の名前も、ピースでした。同じ2012年の『ギャルバサラ外伝』では西村奈緒を演じています。西村奈緒は、2011年の映画『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』でも木﨑さんが演じた役です。

ファンの投票で順位が決まるAKB48の選抜総選挙でも、名前を上げていきます。2012年は31位、2013年は22位で、どちらもアンダーガールズに選ばれました。アンダーガールズは選抜メンバーに続く順位の人たちで組むユニットです。

AKB48へ移籍した木﨑ゆりあさん、副キャプテンからチームBキャプテンに

転機は2014年2月24日です。Zepp DiverCityで開かれた『AKB48グループ大組閣祭り』で、AKB48チーム4への移籍と、同チームの副キャプテン就任が発表されました。組閣はグループのチーム分けを組み直すことです。4月21日の「RESET」公演がSKE48メンバーとして最後の劇場公演になり、3日後の4月24日に「アイドルの夜明け」公演でAKB48劇場に初めて立ちました。

移籍した年の総選挙は23位でした。10月3日未明には、初めての冠番組となるラジオ『AKB48木﨑ゆりあ 2014年のシンデレラ』がMBSラジオで始まります。

2015年は仕事の幅がさらに広がりました。19歳の誕生日にあたる2月11日に、初めての写真集『ぴーす』を発売します。3月26日には、チームBへの異動とキャプテン就任が発表され、9月1日の新体制への移行でキャプテンになりました。4月8日には、参加ユニットの「ニャーKB with ツチノコパンダ」が、アニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ「アイドルはウーニャニャの件」でCDデビューしています。総選挙は自己最高タイの22位でした。

『マジすか学園4』『戦う!書店ガール』から映画初主演、そして卒業へ

アイドルとして活動しながら、演じる仕事も増えていきました。2014年の『GTO』では百合原さつき、2015年の『マジすか学園4』ではマジック、同じ年の『戦う!書店ガール』では遠野由香を演じます。『AKBホラーナイト アドレナリンの夜』の第1話「ハサミ」では主演の一美を演じました。

『マジすか学園4』の殺陣には、木﨑さんが護身術として習った蹴りも使われています。殺陣は芝居の中の立ち回りのことです。さまざまな高さのキックを使いこなすこの蹴りを、本人は「木﨑ック」と呼んでいます。

2016年2月6日に公開された『9つの窓』の1篇「candy」では、深田野乃子役で映画初主演を務めました。12月には東京マハロの「紅をさす」で笑麻を演じ、AKB48グループ以外の舞台に初めて出演します。2017年の『豆腐プロレス』では、木﨑ゆりあ / パッパラー木﨑の役を務めました。

卒業の発表は2017年4月、ラジオ『AKB48のオールナイトニッポン』の中ででした。9月28日にはSKE48劇場の「制服の芽」公演に出演し、9月30日のAKB48劇場での卒業公演でメンバーとしての活動を終えます。12月8日には、トライストーン・エンタテイメントへの所属が明らかになりました。

紀伊國屋ホールの舞台と『教場』、卒業後に広がった役

卒業の翌年から、舞台の仕事が増えていきます。2018年2月から3月にかけて紀伊國屋ホールで上演された『熱海殺人事件 CROSS OVER 45』では水野朋子を演じました。この役はのちに2024年と2025年にも同じ紀伊國屋ホールで演じることになります。2018年9月公開の映画『ダブルドライブ 〜龍の絆〜』では、ヒロインの彦野亜梨紗を演じました。

2019年には、作品の数がいっそう増えます。『イノセンス 冤罪弁護士』の那須亜里沙、映画『アルキメデスの大戦』の舞妓、『おっさんずラブ-in the sky-』の有栖川民代と、さまざまな役を演じました。8月の「生前葬(so)ng♪」は舞台の初主演です。東京のあうるすぽっとと大阪のCOOL JAPAN PARK OSAKAで上演されました。

2020年1月の『教場』では山崎優莉奈を演じ、同じ月には舞台『少女仮面』で少女貝としてシアタートラムに立ちます。4月から5月にかけては、NHK-FMの青春アドベンチャー『00-03 都より愛をこめて』でヒロインのナナを声で演じました。2021年6月の『連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃』第4話では、村越優佳を演じています。

木﨑ゆりあさんのYouTubeチャンネルと舞台、『VIVANT』の和久井俊作の妻役へ

2022年1月14日、木﨑さんはSKE48で同じ3期生の小木曽汐莉さんとYouTubeチャンネル『おぎそさんときざきさん』を始めました。

2023年2月17日には、am合同会社への所属を発表しました。同じ月の『ひともんちゃくなら喜んで!』では小峰涼子を演じ、5月の舞台『オオカミの誘惑』ではヒロインの本田雫を演じます。

その後の舞台は2024年の『フォーティンブラス』の刈谷ひろみ、2025年の『フラガール -dance for smile-』の初子、『パンセク♡』で主演した緒方景子、『近松心中物語』のお亀と続きました。ドラマでは2024年の『ブルーモーメント』の矢崎里沙、映画では2025年の『じっちゃ!』の青山京子を演じています。

2026年6月には、劇団CATMINTの『蛇苺』で主演の白川寧々を演じました。第2シーズンの放送が始まった『VIVANT』では、第17話に和久井俊作の妻役で登場します。和久井俊作を演じるのは田中俊介さんです。公式SNSは、撮影中は田中さんも木﨑さんもずっと笑顔だったと伝えました。

『ONE PIECE』のチョッパー好き、木﨑ゆりあさんの素顔とこれから

仕事の外では漫画が好きな人です。漫画『ONE PIECE』の大ファンで、好きなキャラクターはトニートニー・チョッパーです。SKE48時代には、加藤るみさんと「丸顔&『ONE PIECE』同盟」を結び、漫画を貸し借りしていました。『けいおん!』も好きで、とくに好きな登場人物は平沢憂です。

絶叫マシンは苦手で、幼いころは東京ディズニーランドのプーさんのハニーハントにも乗れなかったそうです。よく忘れ物をするので、SKE48のころは矢神久美さんとともに「忘れ物クイーン」と呼ばれていました。川栄李奈さんとはグループを卒業したあとも親交が深いそうです。2026年8月には、自動車の運転免許を取ったことをXで報告しました。

2026年3月25日には、9年ぶりの写真集『アップデート中』を扶桑社から出しました。30歳の節目の1冊で、撮影はベトナムのハノイです。

好きな芸能人に西田敏行さんをあげ、理由は演技の幅が広くて上手で、面白いからだと話していました。将来の目標には、女優になって三谷幸喜ファミリーの一員になることをあげていました。女優としては、ここまで見てきたとおり舞台とドラマで役を重ねてきました。次の舞台やドラマでどんな役を演じるのか、楽しみです。

参考:木﨑ゆりあの詳しいプロフィール(Wikipedia)

写真: 不明 / CC BY-SA 2.0 (Wikimedia Commonsより)

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